外付けHDDをクラウド化するメリットとは?心配な方は併用がおすすめ!

外付けHDDをクラウド化するメリットとは?心配な方は併用がおすすめ!

パソコンのデータ保存先として「外付けHDD(ハードディスク)」をお使いの方は多いのではないでしょうか。外付けHDD(ハードディスク)とは、文字通りパソコンにUSBケーブルで接続して各種データを保存するためのHDDです。

以前は大容量データの保存先として外付けHDDが一般的に使われていましたが、現在注目されているのが「外付けHDDのクラウド化」です。正確には、クラウドサービスの一つである「クラウドストレージ」に各種データを保存するというものです。

しかし、「外付けHDDに保存したデータをわざわざクラウドストレージに保存する意味があるのか?」
と、外付けHDDをクラウド化するメリットがあるのか疑問を感じている方もいますよね。

というわけで、ここからは外付けHDDをクラウド化するメリットについてお話していきます。

1.外付けHDDをクラウド化するメリットとは?

外付けHDDをクラウド化するメリットとは?
パソコンに大容量のデータを保存すれば当然データ容量を消費してしまい、動作が遅くなってしまうことがあります。

そんなとき各種データの保存先として使われているのが「外付けHDD(ハードディスク)」です。
外付けHDDも進化を続け、今では1TB(テラバイト:1,000GB)以上のタイプが主流になり、大容量のデータが保存できるようになっています。

外付けHDDはUBSケーブルでパソコンに接続すれば、そのパソコン専用のデータ保管場所として利用できます。というように、外付けHDDは1台のパソコン専用の機器なので、ほかのパソコンからは保存データの閲覧や編集は当然できません。

そこで、外付けHDDの代わりに利用されているのが「クラウドストレージ」です。

外付けHDDのデータをクラウドストレージに保存するメリット

そもそも「クラウド」とは、インターネット上にサービス提供会社が用意したサーバーなどの空間にアクセスすることで、各種サービスが利用できるようになるほか、各種データが保存できる総称です。

現在では様々なクラウドサービスが提供され、そのサービスの1つが「クラウドストレージ」になります。
クラウドストレージは、サービス提供会社がインターネット上に用意した保管庫(ストレージ)に各種データが保存できるサービスです。

主なクラウドストレージとして、以下のサービスが特に有名でシェア率の大半を占めています。

  • Dropbox(ドロップボックス):無料2GBまで
  • Google Drive(グーグルドライブ):無料15GBまで
  • Microsoft OneDrive(ワンドライブ):無料5GBまで

ただし、上記のように無料で利用できるデータ容量は最大15GBに制限されます。上限以上のデータを保存したいときは有料版を申し込めば、2TB:1,200円~1,500円/月で利用できます。

そこで、外付けHDDのデータをクラウドストレージに保存するメリットが何かといえば、インターネットが繋がる場所ならどこからでも保存データの閲覧や編集ができることです。

クラウドストレージを含めたクラウドサービスは、インターネット経由で利用するサービスです。
つまり、インターネットが繋がる場所なら日本国内だけでなく、海外からでも保存データの閲覧や編集ができます。

また、クラウドストレージに保存すれば複数の人とデータ共有もできるのです。
グループ登録すれば、グループ内のすべての人がデータの閲覧や編集ができるようになり、誰かがデータを更新したときは即座に同期されるので、常に最新データが閲覧できるようになります。

外付けHDDはあくまで個人のデータ保存先として使われる機器なので他の人とのデータの共有はできません。それがクラウドストレージなら、屋内だけでなく屋外からもデータの閲覧・編集ができ、複数の人とデータの共有できることが一番のメリットになります。

2.保存データが心配!という方は併用がおすすめ!

保存データが心配!という方は併用がおすすめ!
クラウドストレージを利用するにあたって一番心配なのがセキュリティ面です。

しかし、クラウドストレージの提供会社で常に脆弱性(システム上の欠陥)の更新を行っているほか、セキュリティ対策などのメンテナンスも行われているので、データの消失や漏などのリスクは少ないといえます。

それでも保存データが心配という方は、外付けHDDとクラウドストレージの併用がおすすめです。

誰にも見せたくないようなデータは外付けHDDに保存して、それ以外のデータはクラウドストレージに保存する。といった具合で、データによって保存先を変えることでリスクを最小限に抑えることができるのではないでしょうか。

3.まとめ

パソコンのデータ保存先として使われている外付けHDDですが、現在注目されているのが「外付けHDDのクラウド化」です。

正確はクラウドストレージに各種データを保存することがクラウド化に繋がり、インターネットが繋がる場所からどこからでも保存データの閲覧・編集ができます。そこで、外付けHDDをクラウド化する一番のメリットは利便性があがることです。

外出先からでもデータの閲覧・編集が可能になるともに、複数の人と共同作業ができるようになります。
しかし、クラウドストレージは無料で利用できる容量が制限されているほか、セキュリティ対策はしっかり行われていても100%ではありません。

そこで、データ容量やセキュリティ面で心配な方は外付けHDDとクラウドストレージの併用がおすすめです。

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